建物案内
アプローチ
敷地は十分ではない。それゆえ、アプローチはジグザグにキックしている。人は門を入り、アプローチに入るまで長い距離を歩かせられることになる。そして建物に着く時には、精神が清められ、高揚されたものになる。このプロジェクトでもこの伝統的な手法を引用している。(古市徹雄)
館内(2階/1階)
光と影を劇的に使うことで、平和について考える空間の演出が施されたデザインとなっています。斜めの屋根は映像を映すスクリーンになり、扉は開閉方式で開扉すると室内とモニュメントが一体化して、イベント空間(約50名)が現出します。
古市徹雄氏プロフィール
ヨーロッパ・中近東・アフリカなど世界各地で建築設計を手がける。主な建築に「宮沢賢治イーハトーブ館(岩手県)」、「西海パールシーセンター(長崎県)」など。日本大学工学部建築学科大学院講師。