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忘れないプロジェクト写真展 長崎新聞掲載!

開催中の「第16回 忘れないプロジェクト写真展」が10月10日(木)付で長崎新聞に掲載されました。全文をご紹介します。

『長崎原爆がさく裂した8月9日午前11時2分に合わせて撮影された作品を募る「忘れないプロジェクト」の写真展が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで開かれている。笑顔の人々や、自宅でくつろぐペットの写真など、何げない平和な一こまを捉えた作品が並ぶ。入場無料。11月4日まで。

同プロジェクトは入市被爆者で、アマチュアカメラマンの小川忠義さん(80)=同市江平1丁目=が、長崎原爆の日を風化させたくないと、2009年から毎年開催。写真は交流サイト(SNS)などで募集し、今年は過去最多368枚が集まった。

小川さんは孫の長門百音さん(21)と一緒に、今年4月から7月にかけて、非政府組織(NGO)ピースボートの「証言の航海」に参加。世界各地で被爆証言を語る傍ら、撮影、投稿を呼びかけたこともあり、13カ国から39枚が寄せられた。ロシアから届いたウラジオストクの平穏な街並みを捉えた写真には「本当に戦争をしている国なのでしょうか」という撮影者のコメントが添えられている。

小川さんは「『長崎を最後の被爆地に』と多くの人が考え、作品を送ってくれるのはありがたいこと」と話している。                  (手島聡志)  

長崎新聞(令和6年10月10日)

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